HSK(中国語検定)1級ほぼ1日勉強

2022年3月にHSK(漢語水平考試)の1級(一番簡単な級)を受けてみた。

しっかり問題文を読んで理解、聞いて理解、単語を暗記したら中国語基礎力の底上げになる。

とはいえそんなに時間もなかったので、今回はとにかく合格が先、実力はあとで取り組んだ。

テキストは図書館で借り、コストは受験料のみ。

お手軽合格法。

 

使った参考書など

キクタン中国語中検準4級レベル(図書館で借りる)

キクタンのリズムに乗ったチャンツが好きなのだが、HSK(中国政府の中国語検定)ではなく中検(日本の中国語検定)の単語帳なのでそんなに役に立たず。暗記はせず、チャンツを聴くだけ。

1級であれば、そんなに単語力もいらないけれど、しいて言えばHSKの単語帳を見たほうがいい。

単語はどの言語でもそうだが、名詞を重点的に知ったほうが良い。

公租车(タクシー)と公共汽车(バス)は、音で聞き分けられたほうがいい。

 

HSK公認テキスト(図書館で借りる)

パラパラと見るだけ。

こちらはHSKに準拠しているので、試験前に過去問でわからなかった単語などを確認するのに比較的よかった。

 

 

過去問は3回分解いた。

1回目 32/40問

2回目 38/40問

3回目 38/40問

 

問題の形式がだいぶ固定されているので、慣れれば95%くらいとれる。

阅读(短文読解、というか文法?)は、

簡体字を日本語の漢字に読みなおすことができればまあまあできる。

母語が日本語であることに感謝。

試験時間にも余裕があるので、過去問をやるまでもない気もする。

 

听力(リスニング)は過去問を絶対やったほうが良い。

発音練習はそんなにする必要はないけれど、耳が試験形式に慣れていることが大切。

スクリプトの問題ではない部分(アナウンス・例題)の聞き取りはできなくてよいが、

「本番の問題がいつ始まっているのか」がわからないときついところがある。

 

前半問題は、写真を見て解く形式だがこの写真がだいぶ雑なので、

スクリプトを聴く前に凝視すると考えすぎでミスするので、解くときもだいぶ雑に見たほうがいい。

 

後半の問題の選択肢にはピンインがふってある(親切!)。

さらに、ほかの選択肢はスクリプトの中で全然読まれない(親切!)。

スクリプトの音を聞いて、聞こえた単語を選ぶだけでよい。

 

 

いくつかはあまりよくわからなかったという感覚があったが、

満点で合格しました。運がいい。